今回ご紹介するのは東日本大震災で傷んだ家を、4年前に行った屋根と水回りのリフォームです。
キッチン トイレ編です。
東日本大震災での被害とシロアリ、そして築40年たちその時のままのキッチンが老朽化により扉が壊れたり、作り付けの棚が高くて使い勝手が悪いのでリフォームすることにしました。
キッチンの高さも低く使っていると腰が痛くなります。換気扇も古く一度壊れて交換はしているが、強風の時は換気扇が逆回転します。強風で大雨だと換気扇より雨が入ってきました。
トイレは外にあり一度移設工事して(和式)きれいになりましたが、水洗ではありませんでした。その後リフォームして水洗トイレ(洋式、ウォシュレット付き)にしましたが外のままでした。
トイレが外にあるのは、何かと不便です。雨の日は傘が必要です。冬の夜中にトイレは行きたくなかったです。身体が冷えて寝付けないです。
以上のことからリフォームをしました。
水回りリフォームの時期
水回りのリフォーム時期は? 10年~20年位です。老朽化によりあちこち傷みがでてきます。
水回りは特に湿気により傷みやすい場所です。毎日使う場所なので使用頻度が高く老朽化も早いです。
老朽化により、キッチンの扉が壊れたりします。トイレはウォシュレットが壊れたり 省エネでなくなったりしています。ユニットバですとパネルに錆が(パネル材質による)出たり扉の開け閉めがしずらくなったりします。
最初の不具合は簡単な補修で済みますが、10年~20年経ってくると簡単な修理ではすみません。リフォームを考える時なのかもしれません。
水回りリフォームは、まとめて実施する
水回りのリフォームは給水給湯配管と排水管の工事が必要です。まとめて工事したほうが効率がいいです。
水回りのリフォームは、給水給湯配管工事と排水管の工事が必要です。別々に工事を行うと手間がかかる為効率が悪く費用も余計にかかります。
水回りのリフォームで一か所だけ工事してもその他も傷みが進んでいる場合があります。後からもう一度リフォームをすることになってしまいます。効率が悪く費用も余計にかかってしまいます。
水回りは傷み易い場所なので、一か所だけのリフォームではなくて、水回りをまとめて実施することをお勧めします。
脱衣室と浴室はキッチン西側の四畳半和室に移設、トイレはキッチン東側の脱衣室に移設、浴室のあったところは、物置にしました。
リフォーム会社を探すには
やはり信頼できる会社を探すには、口コミは必要です。親戚に工務店があればいいですが、いない場合は口コミを参考にして業者を探さないといけないからです。もしあなたに電器店 設備工事会社でも、リフォームの工事に関わっている会社に知り合いがいれば、そちらからリフォーム依頼は出来ますよ。
今回は 親戚に工務店と電器店が居ましたから、役割分担を決めて両方に工事を依頼しました。
キッチンを選ぶ
キッチンを選ぶのに、3社で見積りをとりました。その結果、費用と組立工事の時間を考えて今回は工務店のお勧めで決めました。
費用から工務店おすすめで、充分に納得できる内容だったのでそちらにしました。
費用で一番安いのは、ニトリで扱っているキッチンでしたが、全てが組立式(他のメーカーはある程度組立られているのを設置するだけ)でした。そのため、安くする為に自分で設置することを考えていました。手間(時間)がかかりすぎるのでNGでした。工期は短いほうがいいです。
次はユニットバス組立の仕事をしていた時のメーカーにしようとしました。が費用をみると工務店お勧めでも納得できる金額だったのでそちらにしました。
相見積もりをとりその時の状況に合ったメーカーにするのがいいです。
トイレを選ぶ
トイレも種類が豊富なので選ぶのは大変です。今回は今まで外にあるトイレで使用していたメーカー(TOTO)にしました。
外にあるトイレで10年以上トラブルも無く使用できている。外にある環境を考えても今まで壊れずに使えている。
エコで壊れないのが一番いいと思います。他のメーカーは使用していなかったので、今まで使用していいなと思い迷わずTOTOに決めました。
他メーカーもいろいろいいものがあります。比べて自分たちにあったものを選びましょう。
リフォーム前にショールームで確認する
ショールームで確認しながら選ぶといいですよ。カタログだけでは分からないところがあります。
キッチンは使う人の身長のより流し台の高さを決めることができます。それに合わせて吊戸棚の高さの位置も決まられます。実際にショールームで確認することで細かい高さや使い勝手を確認することができます。
高さが使う人の身長に合わないと腰が痛くなります。ショールームでないと分からない事があります。扉の色やキッチンパネルの色、カタログでは実物の色合いが違ったりします。換気扇や水栓器具(蛇口)など実物を見たほうがよりわかりやすいです。
ショールームにて確認しながら選ぶことで納得できます。実物を見ないとカタログだけでは分かりにくいがたくさんあります。後から後悔しない為にもショールームで確認してください。
リフォームの費用を抑えるコツ
相見積もりをとることです。それと信頼できるリフォーム会社を探すことです。
今回のリフォームで 工務店と電器店が親戚ということもあり、常に工事の進捗状況と必要な工事かどうかを常に話し合いながら工事を進めていきました。
すべてをお任せにしないで常にどんな工事をしているのかを確認しながらリフォームを進めてもらいました。
今回のリフォームで、物置部屋兼洗濯部屋を作りました。この部屋の壁はコンパネを貼ったままにしました。(内装工事代を省くのと物置なので壁紙はいらないと思いました。)
相見積もりをとります。信頼できるリフォーム会社を探すことです。そのことのより無駄な工事をしなくてもよいです。
水回りリフォームの工期
水回りリフォームの工期は工事の内容で変わります。今回のリフォームはキッチン以外は場所の変更しました。床と間仕切り壁はすべて解体しました。
解体工事で2日~3日、ユニットバス 脱衣室の工事2週間弱で使用できるようになりました。(脱衣室の内装工事と仕上床板張り、洗面化粧台設置はこの時点では未完成です。)
キッチンとユニットバスの工事は同時進行進みました。3週間位で内装工事と床板張り以外の工事は終わりました。
脱衣室とキッチンの内装工事と床板張りを残して、トイレと物置部屋の工事に入りました。
今回のリフォームが完了するまでの工期は、1か月半(約6週間位)位でした。
リフォーム費用
今回のリフォーム費用をご紹介します。
見積り金額
工務店見積り見積り | 4.834.069円 |
電器店見積り | 1.907.800円 |
ユニットバス見積り | 1.503.684円 |
見積り合計金額 | 8.245.553円 |
以上が工事前の見積り金額になります。
実際の支払金額
工務店 | 4.466.788円 |
電器店 | 2.301.264円 |
ユニットバス金額 | 754.704円 |
支払合計金額 | 7.522.756円 |
以上が今回のリフォームでの実際に支払った金額です。
ユニットバス床下の断熱工事は自分で貼付けたので上記の金額には入っていません。
キッチンのリフォームの価格を安くするコツ
キッチンリフォームで費用を安くするにはシステムキッチン代を抑えることが大事です。相見積もりとオプション代で安くします。
キッチンもショールームで確認するといろいろオプションがあります。本当に必要なオプションなのかよく検討することが大事です。
扉の柄や色により価格が変わります。水栓器具も種類が多いです。安くて使い勝手の良いオプションを選びます。良いオプションはいっぱいありますが安くするには必要最低限のオプションで良いです。
キッチンのリフォームを安くするには、システムキッチンの費用を抑えることがいいです。相見積もりで他のメーカーと比べて、オプションは必要最低限で安くできます。
今回費用を安くするために、コンロはIHヒーターにして、電器店より購入しました。キッチンのメーカーからの購入より安いです。
まとめ
今回のリフォームでは水回りをまとめて実施しました。銀行から借りてリフォームするならまとめて実施することをおすすめします。
分割してリフォームをした場合は、ローン返済の金額が二重、三重になってしまいます。工事する部分も重なってしまう事もあります。効率が悪いです。工事する期間もまとめて実施することで短縮できます。
水回りは傷みやすい場所なので、リフォームはまとめて実施することをおすすめします。